鈴木光司のベストセラー小説を映画化したホラーシリーズの完結編。前作より30年前、劇団に入団した貞子はいつも何かの存在に怯えていた。若手女優の謎の突然死を機に、不可解な怪奇現象が起こり始める。想像を絶する貞子の秘密が明らかになる。 が、「リング」と「ループ」になると、かなりつじつ まを合わせるのが苦しい部分が出てきています。 ここでは、その部分について、わたしたちの理解できない点を挙げていきま す。 ループがリングシリーズとして映像化されていないのも、それまでのホラー作品としてのリングシリーズを否定するものになるからというのもありそうです。 ただ、わたしとしてはリングシリーズをループで完結させたのはホントにすごいと思っています。 『リング2』は『らせん』とは繋がらない映画オリジナルストーリーで、らせんのパラレルワールドとなっている。続く『リング0 バースデイ』はバースデイ収録の「レモンハート」が原作となっているが、こちらもほぼほぼ映画オリジナルストーリーとなる。 「ループ」、、、 これは、映画化されていないんだけど. ブログを報告する, 「サザエさん」世界は同じ一年をループしている 映画「サザエさんVSループ魔人」 下駄夫の企画シリーズ, 「ガル学。 聖ガールズスクエア学院」 #37 「みんなでクリパ!」(訂正版) 感想. (この記事は、ブログ「ミニキャッパー周平の百物語」2018年5月26日更新の記事を再構成したものです。), 二〇一五年から続いてきたホラー小説紹介ブログ「ミニキャッパー周平の百物語」は二〇一八年八月に一〇〇回目の更新を迎え、遂にタイトルの「百物語」を達成することができました。一〇〇回目のテーマは、記念すべき回にふさわしく、九〇年代日本に爆発的なホラーブームをもたらした作品であり、日本のホラーアイコンとも呼ぶべき「貞子」を生み出した、あのシリーズでした。, 小説に触れていない方は、「えーっと、アレでしょ、『リング』って呪いのビデオテープの話で、貞子がテレビ画面から出てくるやつ」という感じのイメージをお持ちかと思いますが、その理解は、小説『リング』については半分くらいしか合っていませんし(まず貞子はテレビ画面からは出てきません)、三部作全部読めば二十パーセントくらいしか合っていません。今回は『リング』『らせん』『ループ』の三冊を、それぞれ、後半のネタバレを伏せつつご紹介していきます。, 第一作『リング』。雑誌記者である浅川は、四人の若者が同日同時刻に心臓麻痺で死亡した、不可解な事件を追ううちに、若者たちが見た一本のビデオテープを手に入れる。浅川がこれを視聴したところ、具体・抽象織り混ぜた不気味な映像のラストに、「この映像を見た者は七日後に死ぬ、死にたくなければ今から言う通りにしろ」という警告文が残されていた。だが肝心の「死から逃れる方法」が残されるべき部分は、別の映像が上書きされて見られなくなっていた。浅川は、七日間というデッドラインを背負いながら、呪いを解く方法を突き止めるため、友人である大学講師・高山竜司とともに映像の分析を開始する。やがて浮かび上がってきたのが、「山村貞子」という女の存在だった……。, 後世にかなり影響を与えているだろうこともあり、「デジタル媒体を用いて忍び寄ってくる死の呪い」自体は現在では見慣れたものになっているものの、情感のある描写力によって、シーンの怖さはまだ失われていません。また、オカルト的な力の存在を前提にしているとはいえ、ビデオの映像の手がかりから「犯人」を炙り出していく過程は推理ものに近い面白さもあります。それもそのはず、この作品はもともとミステリの賞に応募されたものだったからです。一方で、超常的な力と、ある「病気」を絡めた論理のアクロバットには驚かされ、ホラーとしてのスケール感も感じさせられます。 第2作『らせん』。医師である安藤は、変死体の解剖中に、不可解な肉腫を発見する。他の病院でも、ここ数カ月の間に解剖された変死体の中に、同様な肉腫が発見されていることを知った安藤は、それらの不審死にまず伝染病を疑う。だが、安藤は感染源を探るうちに『ビデオテープの呪い』に辿り着く。そこで、浅川や高山がいかに「貞子」の正体に辿り着いたか、その結果何が起こったかを知ることになる。にもかかわらず、謎は深まる。安藤の周囲で起こっていた事件は、浅川や高山が発見したはずの「呪いの正体」とは矛盾するものだったのだ……, 『らせん』で驚愕させられるのは、まず「ビデオテープをみたら一週間後に死ぬ呪い」というオカルト的な解釈しかできなかったものを、「映像の視聴によって体内に『リングウィルス』が発生する」という設定を付け加えることによって、医学的なアプローチから解明しようとするバイオホラーになっていること。そして前作終盤で明かされたはずの、「ビデオテープの呪い」のシステムが全く別のものに変質しており、呪いへの対処法が役に立たなくなっていること。前作を読んでいる読者にこそ、「何が起きているのか」という謎に翻弄されることになるでしょう。一方で、最も「貞子」というキャラクターが前面に登場し、現実と虚構の壁を食い破って読者を恐怖させるのもこの一冊でしょう。最終的には貞子の存在が人類規模の災厄に繋がるという展開のスケール感にも呆然とさせられます。, さて、『リング』『らせん』は映画化されたので、ここまでの内容はまだご存じの方も多いと思いますが、三部作完結編『ループ』は、唯一映画化されていない一冊。, 感染性ヒトガンウィルスによって、癌が流行し、終末的なムードが漂っている世界。医学生である馨は、父親が癌に侵され、想い人の息子も癌に侵されているという状況に、苦悩の日々を送っていた。馨は偶然、感染性ヒトガンウィルスの流行が、かつて父親も関与していた人工生命創造プロジェクト『ループ』と何らかの関わりを持っているらしいことを突き止める。『ループ』の実態を暴き、ヒトガンウィルス根治の手段を探ろうとする馨は、運命的な導きによって、アメリカのロスアラモス近郊へ向かう。, ……ビデオテープの呪いは? 貞子は? リングウィルスは? 前作ラストで人類を襲ったはずの災厄の行方は? 『リング』『らせん』の読者は読み始めたら、まず呆然とするでしょう。この物語が『リング』『らせん』の続きになるはずがない、という気持ちで前半を読んでいくことになるはずです。時には難病小説のようであり、時には冒険小説のようであり、時にはSF小説のようであり、と様々に変化していく物語は、やがて、まさかの形で『リング』『らせん』との接続を明かしつつ、宇宙の構造の話になり、恐怖と絶望に満ちたホラー小説の最終章とは信じられないような、壮大で感動的なクライマックスを迎えます。, という訳で、日本を恐怖のどん底に叩き込んだ『リング』から、想像を絶する完結編『ループ』まで(このほか、短編集も一冊あります)。怖がりたい人は勿論のこと、「驚異」を味わいたい人も必読。, 最後にCMを。貞子のように、時代を変えるようなホラーキャラを書きたいという貴方には、絶賛募集中の第5回ジャンプホラー小説大賞をお勧めします! 6月19日刊行の第4回金賞受賞作、『マーチング・ウィズ・ゾンビーズ 僕たちの腐りきった青春に』も宜しくお願いします!, 「貞子」を生んだ伝説の三部作が迎えた、100%予測不能の結末とは!? 鈴木光司『リング』『らせん』『ループ』, ジャンプ×ノベル「JUMP j BOOKS」(集英社)の公式アカウントです。 これはリングシリーズ三作目の作品で、現時点で リングシリーズ6作中唯一映像化されていない作品です。 なぜか?というとその内容が非常に映像化するのが困難だからです。 以下、この小説及びリングシリーズの重大なネタバレを含むので注意です。 ちょっと変な質問かも知れませんが、よろしくお願いします。鈴木光司原作の映画「リング」のシリーズを今Gyaoで配信しているので観てみよう(未だにどれも観たことがないので)と思ったのですが、これって、どの順番で観るのが最も面 [CDATA[ リングらせんは映画化したのにループはなんでしないんだ? [無断転載禁止]©2ch.net [254871516] ... 『ループだけは映画化したら人が死ぬ』って言われてるね . リンゴループは 原因の詳細こそ分かっていないものの ある一定の条件を満たすこと で 発生してしまうことが分かっています。 ループを先に読んでしまうとリングもらせんも怖く無くなってってしまいます。あれほど怖かったリングが。。。映画化されないはずです(できないはずです)。興行的には失敗かもしれないけど、私の中では、最高な一冊でした。 山村 貞子(やまむら さだこ)は、鈴木光司の小説およびその映像化作品『リング』シリーズに登場する架空の人物。 超能力者。. 映画化はされてないと思うけど、リング、らせんの続編。個人的には、ループを読んで初めてリング、らせんが完結する印象。展開がドラスティックで非常に面白い リンゴループとは、iPhoneを起動する際にリンゴマーク(Appleロゴ)が画面に出たまま、ホーム画面への移動や画面等の操作ができなくなることです。リンゴループに関してはAppleから公式の見解は発表されていません。正確な原因は曖昧とされていますが、主に考えられる原因と対処法を紹介します。 リンゴループの復元&初期化ができないのはどうして? リンゴループを復元するためには まず、なぜリンゴループが起きたのか 原因を知る必要があります。. ジャパニーズホラーの代表作「リング」、そしてリングの登場する最恐キャラクターである貞子。映画で公開されたリングとはどのような作品なのか、そのあらすじや結末をネタバレでご紹介します。また、リングに欠かせない存在である貞子とは一体何者なのか? これは「らせん」の続編である「ループ」が、とある理由で映画化できないため、だがしかし、このリング景気を続けなければならない大人たちの欲望のため「らせん」ではないもうひとつの展開として製作されたのである。 iPhoneを使って行く上で誰もがお目にかかりたくない現象『リンゴループ』。電源を切ろうとしても切れず、ただリンゴマークが表示されるだけの恐ろしい症状です。こうなってしまったらどうしたらいいのでしょう?そこで今回はリンゴループで電源が切れな ループを読む前の準備として映画版「リング」を【超妥協案】 ループはリング、らせんに続く第3作目となるシリーズ完結編。このあといくつか続編出ているが、それは矛盾か多かったり、パラレルワールドなのでは?というレベル。 Jブックスの書籍紹介やインタビュー、コラム、裏話などを発信していきます。 1998年に公開された『リング』は世界で最も知られた日本映画の1つです。そして日本のホラー映画の金字塔とも言える作品。また『リング』はシリーズ化され、ジャパン・ホラー映画の世界的なブームを起こしたのです。『リング』は「怖かったホラー映画ラン… 伝説のホラー映画のリメイクの続編? ザ・リング リバース この実験はやばい。 日本原産のホラー映画「リング」のハリウッド版が「ザ・リング」。 それの続編が今回の「リバース」。 リブートという噂もありましたが前作のビデオも出てきますし、世界観としては同じ。 ... アレに対抗というか闘争心で絶対映像化出来ないようなものにしたとか . 公式サイト:, 初登場から28年。令和の「貞子」は一味違う! 貞子が子供を……!? 鈴木光司原作・杉原憲明脚本・牧野修著『貞子』. 過去の作品を完全に否定できない作者の想いが感じられる。 この『ループ』単体でも楽しめる作品であるが、やはり『リング』『らせん』の徐々に飛躍していく、とんでも展開を楽しんでほしい3部作である。 関連作品・記事 『リング』(映画) 劇中に登場した時点では既に故人であったという設定だが、現世に未練や恨みを残し、見た者を呪い殺す「呪いのビデオ」を発端として災禍を巻き起こす。 原作を読んだことある人~? はーい。 私、読みました。 「リング」「らせん」「ループ」は. リングらせんは映画化したのにループはなんでしないんだ? [無断転載禁止]©2ch.net [254871516] ... チンポとザーメンを映像化できないから . 鈴木 光司(すずき こうじ) 生まれ:1957年静岡県 経歴:慶應義塾大学文学部仏文科卒業。大学卒業後は専業主夫をしながら自宅で学習塾を開き、1人で全教科を教えながら小説を執筆する。デビュー作の「楽園」が日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞、次作「リング」でジャパニーズホラーブームの火付け役となった。その続編である「らせん」は第17回吉川英治文学新人賞を受賞、2013年には「エッジ」で米国のシャリ… さて、『リング』『らせん』は映画化されたので、ここまでの内容はまだご存じの方も多いと思いますが、三部作完結編『ループ』は、唯一映画化されていない一冊。 感染性ヒトガンウィルスによって、癌が流行し、終末的なムードが漂っている世界。 ... 原作小説の評価はリングより高かったし、だからこそリングに先駆けて映画化されたというのに . ループを先に読んでしまうとリングもらせんも怖く無くなってってしまいます。あれほど怖かったリングが。。。映画化されないはずです(できないはずです)。興行的には失敗かもしれないけど、私の中では、最高な一冊でした。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); これはリングシリーズ三作目の作品で、現時点でリングシリーズ6作中唯一映像化されていない作品です。, そしてもう一つは、ループというスーパーコンピューター内に作られた、貞子ウイルスが世界を覆い崩壊した仮想世界。, そう、貞子という存在は、というか「リング」や「らせん」で描かれていた物語はすべて、スーパーコンピューター内で起きていた話で、現実の物語ではなかったのです。, // , 実は今回の主役である馨というのは、実は「リング」「らせん」に登場した高山竜司なんですよね。, どういうことかというと、スーパーコンピューター「ループ」内で死亡した高山でしたが、その死の間際「この世界は仮想現実である」と気づき、創造主(=現実世界の「ループ」の運営者)にアクセス。, それを面白がった研究者が高山のDNA情報をもとに、現実世界に高山をクローン技術を応用して再生。, (つまり成長した馨と高山は同じ外見になるので、映像化すると物語の終盤まで伏せられているこの真実がキャストで速攻ばれてしまうので映像化できなかった), しかし、その際に誤って高山の体内にあった貞子ウイルスまで現実世界に呼び込んでしまったため、現実世界でも貞子ウイルスに端を発するガンが増殖してしまった、という設定。, がんが自然に治る生き方――余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと, なんというか理屈が通ってるのか通ってないのか、よくわからない話ではありますが(笑)、けっこう読んでいる間は面白かったですね!, そして何より「ループ」と現実世界の関係が、メディア内での貞子と現実世界でそれを楽しんでいる僕たち、という関係性の写し鏡になっていて非常に良かった。, この小説内でも「貞子は小説、テレビ、映画、ゲームなどの様々な媒体に侵食していった」みたいな現実でのメディアミックスをほのめかす表現もありましたしね。, いまだ映像化されていないこの作品ですが、「リング」一作目からかなり時間が経ち、さすがに高山を演じた真田広之さんが大学生を演じるのは無理なので、今のタイミングならキャストでの内容バレはないし、VRも一般化してきたので、貞子サーガの完結編として映像化してみても面白いと思いますね。, 「すべては虚構」だったわけなので、世界観や設定のことなる数々の貞子作品もすべて総括できますしね。, rimokongetaoさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog 三部作です! しかし、世の中では、 来る!きっと来る~、、、の怖いホラーとしか. |