住宅ローンを借りて家を買うと、後で述べる要件を充たす場合に住宅ローン控除(住宅ローン減税とも言います)という減税を受けられます。これは住宅ローンの年末残高に応じた控除額が、10年間にわたって所得税から控除される制度です。 ですから、年収が500万円であればカーローンとして借りることのできる金額の上限は、150万円〜200万円ほどと考えておくと良いでしょう。 かなり金額は大きくなりますから、金利などによって総額が大きく変わってきます。 カードローンには、申込者ごとに異なる借入限度額が設定され、必ずしも明記された上限金額まで借りられるわけではありません。年収との関係や借入限度額の決め方、限度額の増額申請、注意点を解説しますので、計画的な利用にお役立てください。 今回は、年収500万円の人がどれくらいまで住宅ローンが組めるのか、返済額から試算してみたいと思います。, ソニー銀行の住宅ローンのように、頭金10%以上の場合は金利を優遇する銀行もあるので、頭金を用意することもおすすめします。, 返済比率とは、1年間のローンの返済額が年収の何パーセントに相当するかを計算したものです。, 無理なく返済をするためには、返済比率は低い方が良いです。返済比率が低いということは、年収に対してローン返済額が少ないため、余裕をもって返済できると考えられます。, ▶返済比率(返済負担率)の計算方法 年収400万だと住宅ローンはいくら借りれる? 金融機関では、貸出限度額を決める際に返済負担率という数値を一つの基準にしています。 この返済負担率とは、その人の年収に対して住宅ローン返済の占める割合を表す数値です。 年収500万円の人はいくらまで住宅ローンを組める?【元銀行員解説】 2017年7月7日 どーも、元銀行員のおしのです。 銀行員として働いていた時から、ファイナンシャルプランナーとして活動している現在まで、お客さんによく相談される内容に、 年収300万円で3,000万円の住宅ローンを頭金なしで組む方法, より良い情報をお届けするため、一条まつこ がメンテナンスを担当いたしました。(2020年8月12日 更新), デビット付きキャッシュカードでnanacoポイントが貯まる。セブンイレブンATMが利用可能。. 住宅ローンは各年収ごとに一定の借入額限度額があり、年収500万円ならば4900万円までは借りることが可能です。 しかし、限度額マックスまで借りると月々の返済額がおそろしいことになるので、一般的には年収の5~6倍程度の額を借りるのが一般的と言われています。 どーも、元銀行員のおしのです。 銀行員として働いていた時から、ファイナンシャルプランナーとして活動している現在まで、お客さんによく相談される内容に、, 住宅ローンを組む方のほとんどは、住宅ローンを組むのが初めてなので、その内容についてのイメージがあまり湧かない人がほとんどです。 また、住宅ローンは、他のローンと比べてなんだかややこしそうだと思う人も多いので、今回もできるだけそういう方にも対しても分かりやすく話していきたいと思います。, 住宅ローンを組むことができる最低限の条件として、多くの銀行が設定しているのは以下の条件です。, 主にこの3点です。 この3点を満たしていれば基本的に住宅ローンの申し込みができます。 (例外として、300万円に年収が満たしていない正社員の方、アルバイトの方、年金暮らしの方でも申込できる特別な住宅ローンを扱っている銀行もあります。ただそういった住宅ローンは、金利がメチャクチャ高いですが。。), 基本的に年収でいくと300万円以上であればOKなので、今回の年収500万円の人というのは、住宅ローンの申込ができる年収の最低限の年収の条件は十分すぎるほど満たしています。 日本人の平均年収が410万円程度と考えると当然の話になりますが。, 住宅ローンはいくらまで組むことができるか、というのはどの銀行も公表していません。 また、銀行員に聞いてもそれは機密情報になるので基本的にはお客さんには教えてくれませんし、聞いたところでごまかされるはずです。, となり、この3500万円が住宅ローンで組むことができる金額の上限ということになります。 あくまで目安ではありますので、銀行によっては年収の7.5倍までだとかちょっと緩くしているところもあるとは思います。 ただ実際に自分がいた銀行では、年収の7倍までが上限額として設定されており、また仕事上付き合う様々な他行行員の話や、他行が出した審査結果の内容などたくさんの情報を見る限り、年収の7倍が多くの銀行で上限額の目安とされているようです。, 年収500万円の人は基本的に年収の7倍である、3500万円までしか住宅ローンを組むことができません。, しかし、連帯債務者を入れることで、住宅ローンで組める金額の上限を上げることができます。, 連帯債務者とは、申込人本人と同じ債務者(お金を返済する義務を持つ人)としての立場になってくれる人のことです。 基本的には本人が返済を行っていきますが、万が一本人が、収入等の都合で毎月の返済ができなくなった場合は、代わりにこの連帯債務者が返済することになります。 これが連帯債務者です。, 連帯債務者になる人は基本的に、配偶者(妻もしくは夫)、親、子など親族がなるケースがほとんどです。 親族でもないのに連帯債務者になってあげるという善人はなかなかいないですからね。, 連帯債務者を入れると、その連帯債務者の年収も、申込人本人の年収と合算させることができます。, 「住宅ローンを組める上限の金額については分かったけど、実際年収500万円の人は、ローンを組むのはいくらまでに抑えた方がいいの?」と思う人もいると思います。, 返済負担率というのは、簡単に言うと、その人の年収に対する年間のローン返済額の割合はどのくらいか、という数値です。, 例えば年収500万円のAさんが、年間のローンの返済額60万円(毎月5万円)でローンを組んでいるとします。, この返済負担率は、30%未満にすることが、無理のない返済をしていくうえでのポイントになります。, 例えば、金利1%で3500万円の住宅ローンを、35年間組んだ場合のシミュレーションをやってみましょう。, 98,799円(毎月返済分)×12(年間) =1,185,588円(年間ローン返済額), 1,185,588円(年間ローン返済額)÷500万円(年収) =23.7%(返済負担率), となり、この場合の返済負担率は23.7%となり、30%未満に収まっているので、無理のない返済だということができます。, 返済負担率で注意するポイントは、新しく借りる住宅ローン以外に、既に借りているマイカーローンや学資ローンなどの、他のローンも考慮する必要があるということです。, 例えば先ほどの例を用いると、住宅ローンの年間ローン返済額は1,185,588円(約119万円)です。 この住宅ローンの他に、年間で40万円返済しているマイカーローンと、年間40万円返済している学資ローンがあるとします。, (住宅ローン年間返済額)+(マイカーローン年間返済額)+(学資ローン年間返済額)が、合計の年間ローン返済額になるので、計算すると, となっているので、無理のある返済だということができます。 こういう場合は、ローンの申込金額を下げるか、連帯債務者を入れるかといった選択を考えることになります。, 改めて言いますが、無理のない返済をしていくうえでのポイントは返済負担率が30%未満になることです。, 以上、年収500万円の人がいくらまで住宅ローンを組めるか、組む上でのポイントなどを話してきました。 年収300万円や400万円で住宅ローンを組む方はたくさんいますし、年収500万円もあれば住宅ローンを組む上で十分な年収と言えます。, より具体的に毎月の返済額だったり、マイホームの維持費等については、別の記事でも詳しく書いているので是非そちらも参考にしてみてください。 (参考リンク:住宅ローンで2500万円借りた場合の毎月返済額シミュレーション) (参考リンク:住宅ローンで3000万円借りた場合の毎月返済額シミュレーション) (参考リンク:住宅ローンで3500万円借りた場合の毎月返済額シミュレーション). 住宅ローン金利1.2%(元利均等)、返済期間35年の場合、借入可能額は年収400万円なら3999万円、年収500万円なら4999万円になります。年収の約10倍が借りられる、という結果です。 (更新日:2021/01/01), 新規契約、かつ自己資金(=頭金)を10%以上用意できる場合、住宅ローン金利が優遇されます。, また、フラット35で人気のARUHIや住信SBIネット銀行も同様に、金利の優遇を行っています(他のフラット35の取扱金融機関でも同様です)。, フラット35の場合、通常の銀行借入よりも返済比率が高めの借入ができるため、購入予定物件が高額になる場合でも対応しやすいのがメリットです。, 現在契約中のその他ローンの年間返済額万円※カードローンや自動車ローン、クレジットカードの分割払いなどの年間総返済額を入力してください, あわせて読みたい: 年収500万|買える価格の目安を知ろう 年収が500万円。自分は住宅ローンいくらまで借りられるのか?お家探しの資金計画を立てるためには必須です。月々返済額など、分かりやすいように表にしました。ローン審査の基準も解説します。 「年収350万円で住宅ローンは組めるのかな?」 「住宅ローンの審査ってどこを見てるの?基準は?知っておきたい!」 「住宅ローンを組めるとしたら、いくらまで組めるの?」 住宅ローンの審査は年収だけじゃない!年収350万円でも住宅 住宅ローンの審査攻略 2017.06.20 2019.07.27 與五澤 憲一 年収400万円だと住宅ローンはいくらまで借りられるのか? 住宅ローンをこれから申し込む多くの皆さまが抱えている悩みに「いくらまでなら住宅ローンの借り入れができるのか? たとえば、年収500万円の人が4,000万円借り入れたとしても、13年間の住宅ローン控除合計金額は284万円だが、年収900万円の人が4,000万円借り入れると、13年間の住宅ローン控除額合計は430万円になる。 年収500万円で約5,000万円の 住宅ローンを組めるというシミュレーション結果となりました。 年収500万円の方で、毎月の返済額は約14.5万円。 現在の賃貸住宅の家賃と比較していかがでしょうか? 「そのくらいなら払える!」と 思った方も 年収1,000万円の人であれば、限度額いっぱいなら6,500万円、適正金額なら3,700万円まで借入れることが可能です。 適正金額の3,700万円の予算があれば、 土地の有無に関わらず、こだわりのある注文住宅を購入できます。 返済比率=1年間のローン返済額÷年収(総支給), ※1年間のローン返済額とは、自動車ローンやカードローンなど、その他のローンも含みます。他にローンがない方は、住宅ローンの年間返済額のみで計算します。, もちろん、返済比率が30%を超えても返せないことはありませんが、返済比率が高くなるほど下記のような問題が生じます。, 住宅ローンの審査通過率を上げるためにも、返済比率をできる限り下げてシミュレーションすることをおすすめします。, 特に、auじぶん銀行住宅ローンのように夫婦合算のペアローンを受け付けている銀行は多いので、年収が足りないと感じた場合には、世帯年収で考えてみるのもおすすめです。, 固定金利が最大35年間続く「フラット35」は、借入条件として以下の指標を示しています。, 銀行によっても異なりますが、民間の金融機関が目安とする返済比率は20~25%程度と言われているため、フラット35は返済比率について、ややゆるい考えを持っていることがわかります。, 「フラット35なら返済比率35%まで借りられる」とは言っても、実際に返済比率を30%以上にして借りている人は全体の10%未満です。, 住宅ローン借入可能額シミュレーションを使って、返済比率をベースに借入額を計算してみました。, その結果、年収500万円・返済比率25%だと3,402万円程度なら安全に借入できることがわかります。, より安全に(家計を圧迫せずに)借りたい場合は、返済比率20%、15%を目安に住宅ローンを契約します。, 一方、購入予定物件が高い場合は、返済比率を上げることでローンの借入額を増やせます(リスクは高まりますが…)。, さらに、年収と金利が異なると借入可能額がどのように変わるかを下記の通りまとめてみました。, ※年収500万、ローン金利 年1.5%の場合の借入可能額(目安)を赤字で記載しています。, たとえば金利が年2%の場合、年収500万円の人なら2,500万円程度が借入の目安となります。, 当然、金利が下がれば借入可能額も増やせます。また、購入物件の金額が高い場合は、住宅ローンで借入できない部分を「頭金」でまかなうことも検討できます。, 返済比率25%だと、リスクの度合いは標準的です。多くの人がこのあたりの返済比率で住宅ローンを契約しています。, 冒頭で述べた通り、年収500万円・金利1.5%なら借入可能額は3,402万円となります。, フラット35であれば返済比率30%でも審査に通りますが、リスクがやや高めの借入となります。, 返済比率30%を超えてくると、住宅ローン返済額が家計を圧迫してきます。そのため審査に対して慎重な銀行の場合、借入がNGとなる可能性があります。, 返済率35%はリスクの高い借入ですが、実際にこの水準で住宅ローンを契約している人もいます。, たとえばフラット35の目安だと、年収400万円以上なら返済比率35%でも契約できる可能性が高いです。, 返済比率が高いと返済負担が大きいだけでなく、住宅ローンにも通りにくくなりますが、できることなら自分が希望する物件を買いたいと考える方がほとんどだと思います。, 収入に対してやや高額な住宅ローンを組みたい場合は、下記2点の方法で返済比率を下げることをおすすめします。, 前述の通り、住宅ローンの返済比率を下げる方法としておすすめなのは、頭金を増やすことです。, なぜなら、頭金を増やしてローンの借入額を減らすことで下記のようなメリットがあるからです。, これまでコツコツとためてきた貯金が、マイホームを購入する段階で大きな効果を生みます(貯金がない場合は、親族などに頭金の一部を援助してもらってもよいでしょう)。, 冒頭でも少し述べた通り、一部の銀行では購入予定物件の頭金を10%~20%以上入れることで、通常よりも金利が優遇されます。, その理由は、頭金を増やすと銀行にとって貸し倒れリスクの低減・回収率の向上に繋がるからです。, 住宅ローンは購入予定物件に対して「抵当権」を付けるため、ローンの返済ができなくなった場合は、担保となっている住宅を売却して貸したお金を回収します。, 銀行側の立場で考えてみると、購入予定物件5,000万円の住宅に対してフルローンで5,000万円の融資をしてしまうと、貸し倒れ発生時に物件価格が下がっていると全額回収ができません。, 一方で、5,000万円のうち、10%に相当する500万円が頭金となっていれば、銀行は5,000万円の価値がある物件に対して4,500万円の融資で担保を取ることができます。, これなら、貸し倒れが発生して、さらに物件価格が300万円ほど下がって4,700万円になっていても、銀行が融資している金額は4,500万円なので、全額回収することができます。, ソニー銀行は変動金利で借りたい方向け、フラット35は固定金利で借りたい方向けです。, ▶ソニー銀行住宅ローン「変動セレクト住宅ローン金利プラン」今月の金利 年収700万円の人が適正な住宅ローンの返済計画を立てる場合、毎月の返済額はどれくらいか、いくらまで借りられるのかが気になるかと思います。 年間の手取りは約530万円、月の手取りが約40万円の中で住宅ローンの返済額のバランスを考えなければ年収700万円の人であっても生活が苦しくな … 年収500万円の人はいくら貸してもらえる? 年収500万円の人がいくら借りられるかを知る前に、金融機関側がどうやって「いくら貸してもいいか」を決定しているかを知っておきましょう。金融機関は、住宅ローンの審査をする際に「返済比率 年収500万なら年間125万円を住宅ローンの返済できることになります。 年間125万円返済できるとしたら、いくら借りられるかというと・・ 金利1.3%、35年返済なら 約 3,500万円! こんなに借りられてしまうのですね。 年収500万円ならば、35%となる175万円以内に収まる返済計画を立てる必要があります。これを月々に計算すると、約14万5,800円が上限となるのです。 これを月々に計算すると、約14万5,800円が上限とな … 住宅ローンの借入額には、年収も大きく影響します。「自分の年収だと、いくらまで借りられるのだろう?」と気になる方も多いのではないでしょうか。今回は「年収300万円」の人に向けて、借り入れできる金額や限度額をシミュレーションしてみました。 年収400万円世帯の方にとって、住宅ローンを無理なく返済できる金額はいくらなのか、気になるところではないでしょうか。一般的には物件の購入に数千万円かかりますので、住宅ローンの返済額も大きなものとなるでしょう。 たとえば、年収400万円で600万円の貯金は難しいかもしれませんが、500万円程度なら大丈夫などの上限を設定してみましょう。 ただし生活をしていくなかであらゆるものを我慢しすぎて、体調を崩してしまっては元も子もありません。 借入可能額は最大で3,680万円! 結論から言うと、年収450万円の方の借入可能額は3,680万円です。 年収の7倍(3,150万円)よりも、500万円以上多いですね。 (計算条件:返済比率:35%、審査金利:2.475%、返済期間:35年) 年収500万円のサラリーマンのマイホーム購入 今回は年収500万円で家を買おうと思った場合、どれくらいの住宅ローンを組むと良いかを計算してみました。あまりお金を借りすぎると返済が大変ですし、最悪の場合せっかくのマイホームを手放さなければいけなくなってしまうかもしれません。 年収、金利、返済期間などを入力すると、借入可能額を計算できます。条件をすべて入力し、「計算」ボタンを押してください。 ※ 初期値の設定されている項目は、ご希望の条件に変更してください。 年収500万円で住宅ローンを借りた場合の家計支出のモデルケースを紹介! 年収500万円の手取りはいくらになる! 日本では、所得税や住民税などの税金が給与から引かれるため、年収が500万円といっても全額が自由に使える訳ではありません。 一般的に、1年間の住宅ローン返済額は年収の25%までが上限といわれています。 つまり、年収500万円の人は、年間125万円、月額にすると約10万4000円以下を借り入れるのが現実的です。 年収500万円のカードローン利用限度額 銀行カードローンでは年収500万円の人では160万円~250万円まで借入れできる可能性があるのです! Copyright (C) 2021 銀行で住宅ローンを組んでいる人に見てほしいサイト All Rights Reserved. 冒頭で述べた通り、年収500万円・金利1.5%なら借入可能額は3,402万円となります。 ■返済比率30%の場合 フラット35であれば返済比率30%でも審査に通りますが、 リスクがやや高めの借入 …