個人事業と株式会社の税率比較
所得税は所得金額による累進課税を採用しており実効税率は最高55.9%ほどになります。一方、法人税は年々と低くなり、800万円を超える部分は税率25.5%です。累進課税ではないので800万円でも1億円でも同じ税率です。ただし、これに地方税などをプラスすると都道府県ににもよりますが37%程度の実効税率となります。この2つのグラフを単純に比べることには疑問がありますが、これを根拠に個人事業者は年収800万円になったら法人化を考えたほうが節税につながる可能性が高くなります。また、法人化には他にも大きなメリットがあります。例えば、売り上げが1000万円を超える個人事業者が法人化で資本金1000万円以下の会社を作った場合、2年間消費税の納付義務がありません。また、個人事業では赤字が3年しか持ち越せないが、法人では9年持ち越せます。
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